【調光ボリュームノブの移設・加工】車の照明用調光器「分解編」

【調光ボリュームノブの移設・加工】車の照明用調光器「分解編」

今回は、以前紹介した「小型ボリューム調光器 12-24V 8A[8147]」の分解についてご紹介しようと思います。

最近は車にダウンライトやライトバー、テープライトをただ取り付けるだけでなく、調光器を併用される方が多くなってきました。

リモコンタイプの調光器も人気ですが、やはり根強い人気のボリュームタイプも忘れてはいけません。

ただ、ボリュームタイプは本体が大きいものが多く、車に取り付ける場合、取り付け場所に悩むこともしばしば…
スマートなリモコンタイプに比べると車内の景観を損ねることもあります。

しかし、このボリュームタイプのノブだけを好きな場所に移設して、ボリュームタイプの短所である「本体どうする?」問題を解決してしまおうというのが今回の記事です。

このブログは、自動車ディーラー整備士歴15年、現在はイルミスタに勤める筆者がLED商品に関する疑問や情報をできるだけわかりやすくお伝えしていきます。

という事で今回は…
【調光ボリュームノブの移設・加工】車の照明用調光器「分解編」というテーマでいきます。

こちらを見れば調光器分解の手順やボリュームノブ移設取付けの仕組みが理解できます。

下記※注意※を必ず確認してから記事を読み進めてください。

※注意※
この記事は調光器の分解を積極的にすすめるものではございません。
誤った作業は火災などの事故につながりますので、十分な知識を備え自己責任で行ってください。



目次




1.ボリューム調光器「分解」



早速ですが、今回分解する調光器はこちら…

今回分解する調光器
小型ボリューム調光器 12-24V 8A[8147]

こちらの調光器は大変コンパクトかつオールアルミボディで、このままでも問題なく使用可できてしまいそうです。
ですが、さらにコンパクトに使うために今回は分解していきます!!



「分解」

分解工程1
まずボリュームノブを外します。セレーション嵌合なので引っ張れば簡単に外れます。
次に小さめのドライバーで本体上部のネジ4か所をはずします。

分解工程2
緑の配線接続部分も外しましょう。
マイナスドライバーで少しずつ隙間を広げるようにこじっていきます。
手で引っ張っても取れると思いますが、端子を傷めないよう注意して作業して下さい。
配線接続部分が外れたら本体の残りネジ4か所も外します。

分解工程3
ここまでくると、緑の基盤がスライドできるようになりカプラーにアクセスできます。
基板に付いている白いカプラーは、優しく引っ張ってあげれば簡単に抜けます。

分解工程4
ボリュームノブを本体から外していきます。
ボリューム部分の10㎜ナットをソケットやスパナで緩めて外しましょう。

分解工程5
これですべて分解できました。
実際に使用する部品はこの5点です。
配線を延長したい方は、ボリューム基板のハンダを外して配線を足してください。



2.ボリュームノブ「移設取付け」



実際車両に取り付けた例もご紹介します。
今回は、ダイハツハイゼットカーゴにダウンライトを取り付けました。
その際にボリュームノブの移設も行いましたのでご紹介します。


「移設取付け」

ハイゼットカーゴ取付例1
取付位置は、画像中心にあるメーカーオプション用シガーソケットカバー部分です。

ハイゼットカーゴ取付例2
シガーソケットカバーにドリルで穴を開けます。
元々使われていた10㎜のナットでボリューム本体と挟み込むようにカバーに固定します。

ハイゼットカーゴ取付例3
今回はアルミボディを使用しない為、絶縁処理を行います。
ボリュームノブをトリムに仮組してから、基板をスミチューブ(熱収縮チューブ)で覆います。

ハイゼットカーゴ取付例4
ハーネスや基盤をを固定すれば完成です。
左が今回の移設完成後で、右は移設せず取り付けた参考例です。

仕上がりの違いが明らかですね!
さりげない金属ノブ感がたまりません…

とは言え右側も従来の調光器よりかなりコンパクトになったことがわかります。
本体の取付け場所を工夫すればそのままでも十分使えます。



まとめ


仕上がりを見れば一目瞭然です。
やはり移設加工ができるならそれに越したことは無いですね。

「どこまで手間をかけるか…」これに尽きますが、かけた分の対価は得られそうです。

もしチャレンジされるようでしたら、冒頭にも記載した通り事故につながるリスクもありますので十分注意して作業を行ってください。
分解移設は自己責任で作業して下さい。


今回使用した調光器をご希望の方はイルミスタで販売しております
下記リンクよりご確認ください。
ちなみに、現在販売している調光器の色は「ブラック」のみです。



今後も皆様にわかりやすく良い情報をお届けしたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。