ダウンライトキット取付要領

   

事前準備作業


助手席及び助手席側スライドドアのウェザーストリップを一部外し、配線の通り道を確保します。
この時に左スライドドア側のアシストグリップも外しておきます。




リヤのエアコンパネルを外します。
画像赤丸の4箇所に爪があるので、画像のようなヘラや細めのマイナスドライバーを差し込んでパネルを取り外します。


※DCジャック取り付け後、調光器取付予定の場所まで配線を引き回し、「ダウンライト位置決め」へ進んでください。

▼DCジャックの穴開け加工については動画でも解説しております▼

配線配置


付属のギボシ/クワガタ端子付き赤黒線を画像の赤線を参考に配線します。
電源側がギボシ/クワガタ端子です。
この時、スライドドアウェザーストリップ付近から調光器取付位置までの配線をする際は針金や配線通しを使用し、途中にあるブロアモーターに配線が接触しないよう注意してください。



ボリューム調光器の加工取付け

※リモコン調光器の場合は「ダウンライト位置決め」に進んでください


ACパネルに穴開け加工を行い、ノブだけを露出させます。
穴開け加工しない場合は、配線をパネルの隙間から出し、調光器本体を両面テープ等で任意の場所に固定してください。
※配線や調光器が露出する為、仕上がりの印象が大きく変わります

▼調光器の分解は「イルミスタのブログ」で解説しております▼

▼YouTube動画でも解説しております▼



パネルにボリュームノブを通す為の穴あけ加工を行います。
6Φのドリルを基準に適宜微調整を行ってください。
穴が大きすぎると調光器の固定ができなくなります。
※分解した調光器の基盤部分は、熱収縮チューブやビニールテープで必ず絶縁処理を行ってください



ダウンライト位置決め


完成位置をイメージしダウンライト配置場所を決めます。




ダウンライト同士が平行及び等間隔になるようにマスキングテープや養生テープを使用し位置を決めていきます。




位置が決まったら付属の型紙を当てて、型紙の周りをペンなどでなぞってカット位置をマークしておきます。




マークした部分をなぞるようにカットしていきます。
画像はコンパスカッターを使用していますが、通常のカッターでも作業可能です。
その際に刃を入れすぎるとルーフに接触する恐れがありますので慎重に作業してください。




カット出来たら同様に他の穴加工を行います。



ダウンライトの結線


ルーフヘッドライニングを抑えているクリップを必要数外します。
画像の接続イメージを参考に、針金や配線通しを使って分岐ターミナルに向けダウンライトの配線、
調光器のOUT側線(リモコンの場合は赤黒DC延長コード1m)をルーフヘッドライニング内に通していきます。




分岐ターミナルにダウンライトの配線を接続する際は、ナンバリングをしておくと後々のメンテナンスが容易になります。
調光器のOUT側DCプラグと分岐ターミナルのDCジャックも接続します。




ダウンライトの余剰配線を結束バンドなどでまとめ、分岐ターミナルと共にルーフヘッドライニング内に納めます。
ルーフヘッドライニングを復元し、浮き等が発生していないことを確認します。
異常が無ければダウンライト本体を穴にはめ込みます。



ボリューム調光器の結線


細軸のマイナスドライバーを使用し、調光器の接続端子に赤黒線を接続します。
各赤線は+端子に接続してください。

リモコン調光器の結線

分岐ターミナルからのDCジャックをリモコン調光器本体に接続し、電源側から来ているDCプラグをリモコン調光器本体のDCジャックに接続します。



電源の取り出し

※外部電源点灯専用の場合は不要

付属の「低背ヒューズ電源コネクター」を使って助手席グローブボックス下のドア寄りにあるヒューズボックスから電源を取り出します。




使用用途に応じて+B(常時電源)又はACC(アクセサリー電源)のどちらかのヒューズと「低背ヒューズ電源コネクター」を入れ替えます。
◇+B(常時電源)・・・車両電源OFFの状態でも点灯可能
          ※エンジン停止中に使用した際、バッテリー上がりに注意
◇ACC(アクセサリー電源)・・・キーポジションがON又はACCの時のみ点灯可能




抜いたヒューズは「低背ヒューズ電源コネクター」のヒューズ足側の端子に差し込みます。
配線側には付属のヒューズを差し込んでおきます。




調光器に接続されている赤黒線のギボシ端子を、低背ヒューズの赤線のギボシ端子と接続します。




クワガタ端子は画像の10㎜ボルトに共締めし、ボディアースを取ります。




最後に、点灯確認と調光確認を行い作業完了です。