【車内の暗さが気になる方必見】\車用ダウンライトの選び方/【基本編】

【車内の暗さが気になる方必見】\車用ダウンライトの選び方/【基本編】

「夜の車内が少し暗くて不便!」

「車中泊やキャンプをするから、照明を追加したい!」

「車の車内をおしゃれなリビングみたいにしたい!!」


と、こんな風に思ったりしていませんか??

そんな時に役立つのが、「ダウンライト」です。

ダウンライトって、お店とか家に付けるものじゃないの?と思われがちですが、
実は、、、「車用のダウンライト」があるんです!!

キャンピングカーを持っている方や車中泊、最近ではバンライフというのも 流行っている中、「既に知ってはいるけど取付けまでは…」なんて人もいると思います。

え!?車に穴開けるの・・・?
と疑問に思った人もいるかもしれません。

ダウンライト取付け例

その答えは、開けることもあれば、開けないこともある!です。
開けなくてもできる方法があるのは嬉しいですよね!

このブログでは、そんな不安や疑問を抱いた読者様に

自動車ディーラー整備士歴15年、現在はイルミスタに勤める筆者
ができるだけわかりやすく解説していきます。



今回この記事では・・・
ダウンライトを少しでも理解してもらうために、車用ダウンライトの選び方【基本編】としてポイントを解説していきます。

ダウンライトを選ぶ前に確認しておきたいことや決めておきたいこと、取り付けるまでにどんな選択肢があるのかなどの情報をご提供します。

この記事を読むと・・・
どの場所にどのようなダウンライトを付けたいのか具体的にイメージできるようになります!
内容が分かってくると他のイルミネーションなどにも活かせますので、あなただけのプライベート空間の レベルもぐっと上がるはずです!

結論、ルールが分かればだれでもチャレンジできる!!です。
さっそく始めていきましょう!!




 ダウンライトとは 

リビングのダウンライト

元々はお店や住宅などに使用される、埋め込みタイプの丸形照明です。
ほとんどの方が見たことあると思います。

このライトの最大の特徴は・・・カッコいい天井面にフラットな状態で照明を取り付けられることです。
そのため、照明の突起が無い分、室内空間が広くなります。
余計な物がないのはシンプルでスマートな印象を受けますね。


 なぜダウンライトなのか 

廊下のダウンライト

先ほどの特徴をそのまま車にも活かせば、限りのある車内空間を犠牲にすることなく照明を追加することができます。

しかし、忘れてはいけない最大のデメリットもあります。

そう、ご存じの通り天井に埋め込み用の穴あけが必要になるという事です。
車でもこの穴あけ工程が、皆さんの腰を重くする大きな要因になっていることに違いありません。

しかし、冒頭でも記載した通り、穴あけ加工をしなくてもダウンライトは付けられます。
やはりその場合、配線は表に出てしまいますが、他のメリットも出てきます!

その辺りを踏まえた上でも十分おすすめできる照明なので、引き続きお付き合いいただければ幸いです。



まずはダウンライトを選ぶために必要な情報や決めておく事を整理しましょう。
これが分かってくればダウンライトの大枠が掴めてくると思います。


選ぶ前に決めたい(確認したい)7項目




1.乗っている車の電圧を把握する

バッテリーの電圧測定

いきなり難しそうな話に見えますが、、、、全然大丈夫です!!
分かっている方もいらっしゃると思いますので、その場合はスルーして下さい。

私たちが普段使う一般家庭の電圧は、100Vが基本です(一部200Vもある)。
では自動車はというと、12Vが基本です。
12Vが基本なら確認する必要も無さそうですが、それ以外の車も存在します。

それが、24Vの自動車です。
24Vの自動車は主にトラックや外国産車に存在しますが、今回については一般的な12Vの車をメインに解説していきます。
国産乗用車であれば、ほぼ12Vなので!

電圧が合う物を使わないと光らなかったり、壊れたりします。

2.どんなシーンで使うかイメージする

どのくらいの光が必要か

どんな時に使いたい照明なのか、まずこれをイメージしてください。
料理をする、撮影や配信をする、読書をする、お酒を飲む…たくさん思い浮かべて下さい。
ダウンライト1つで足りる人もいれば、8つ必要な人もいます。
照明の数を多めに付けられる分には、後程出てくる調光器を付ければよいのですが、無駄に多く付ける必要もありません。
ルームランプの代わりとして付けるなら1つでも明るさは確保できると思います。
筆者のお店では、4個~6個購入される方が多い印象です。

取付る数と場所が決まれば、準備する周辺部品が見えてきます。

また、ダウンライトは光の直下に入ると影ができます。
読書をしたり料理をしたりと、手元への光が必要な方は自分の影にならないように取付け位置を工夫する必要があります。

特に穴あけ加工をして取付される方。
あとから位置変更はできないので取付け計画は大切です!

3.発光色を決める

色温度写真

前項と一部重複しますが、使うシーンによって光の色味を選んでいきます。
光の色味は、数字 + K(ケルビン)の単位で表します。
K(ケルビン)は色温度のことで、数値が低いとオレンジ(暖色)になり、高くなるとホワイト(寒色)になります。
ちなみに、さらに数値が高くなるとブルーに近づきます。

一般的な白色LEDは、大体2500K~6500Kの間で設定されている物がほとんどです。
市販でよく使われる表記名も合わせて記載しておくので、色選びの参考にして下さい。

  • 約3000K 電球色(温かみのある落ち着いた色味)
  • 約4000K 温白色(暖かさと白さを両立した色味)
  • 約5000K 昼白色(ザ・ホワイトって感じの色味)
  • 約6000K 昼光色(やや青みが入った色味)
  • ※補足のかっこ書きは筆者の主観です

暗めの落ち着いた空間は3000K~4000K!
細かい作業など視認性が必要な場合は5000K~6000K!
  
ざっくりこんなイメージでいいと思います。
筆者は自宅で4000Kを使用していますが、明るさと落ち着きのある光で気に入っております。

4.調光器のタイプを決める

ボリュームつまみ


調光器はあったほうが便利です!!
シーンに合わせて明るくしたり暗くしたりできれば視認性や雰囲気を劇的に変えることができます。

ただ、部品点数が増える事や調光器をどこに配置するか考える必要があります。
参考までに、よく使われている2種類の調光器をご紹介します。

左がボリュームタイプで右がリモコンタイプ
左がボリューム式調光器で右がリモコン式調光器

ボリューム式調光器…つまみをひねって調光するタイプ
  • 〇メリット〇
  • 操作が分かりやすい
  • 安価な物がある
  • 無段階で調整できる

  • ●デメリット●
  • 調光器本体で操作しなければならい
  • 本体の配置場所を選ぶ
  • 接続に配線加工が必要な場合がある

リモコン式調光器…リモコン操作で調光するタイプ
  • 〇メリット〇
  • リモコン操作で調光できる
  • 本体がコンパクトで配置場所を選ばない
  • DC端子の物が多く接続が簡単

  • ●デメリット●
  • リモコンを紛失すると操作できない
  • 電池の管理が必要
  • 段階的な調光になりがち

それぞれにメリット・デメリットありますね。
筆者の意見としては、初めての方はリモコンタイプが使いやすいのではと思っております。

慣れてきたらボリューム調光器を分解してつまみだけ任意の場所に移設!!
というテクニックもあります。


5.どんな電源を使うか

スイッチ付きコンセント

みなさんが一番引っかかる部分はここなのかなと思ってます。
この部分をどうするかで構成部品が変わってきます。

そもそも、どんな方法で電源が取れるのか、そちらを紹介しておきます。


AC100Vコンセント
〇家と同じコンセントを使う(100Vコンセント搭載車)
家庭用の100Vコンセントを車に差せる場合はACアダプターという
電源用品が使用可能です。
接続が簡単で、配線を隠す必要が無い場合におススメです。

シガープラグ
〇車のシガーソケット電源を使う
カー用品の定番「シガープラグ」を使用して電源を取る方法です。
簡単な取付け方法で取り外しが容易です。
車に搭載されているシガーソケットに接続すると電源配線が一部
露出してしまいます。

電源取り出しヒューズ
〇車のヒューズから電源を取る
取付ける場所さえ分かっていれば作業自体は容易で電源配線を
隠すことができます。
この辺りから多少の知識が必要になります。
配線を綺麗に隠したいが作業は初めてという方にピッタリな
電源取り出し方法です。

エレクトロタップ
〇車の配線から直接電源を分岐する
配線を一部加工して電源を分岐します。
写真はエレクトロタップという商品ですが、その他にも分岐
できる商品がたくさんあります。 適切な配線から電源を取り分ける知識が必要です。

モバイルバッテリー
●ポータブル電源やモバイルバッテリーの外部電源を使う
車以外から電源を取る方法で、写真のモバイルバッテリー以外に
ポータブル電源を使用するのが主流です。
エンジンを止めている状態でも使用できるのが最大の強みです。

〇の4項目については車のエンジンをかけた状態での使用が前提です。
エンジンを止めた状態で使用を続けると、バッテリー上がり(車の電池切れ状態)が発生しエンジンが かからなくなる恐れがあります。

●の方法で電源を確保する場合は車の電源と別の電源なので、エンジンを止めておいても外部電源が使える間は点灯させることができます。
最近増え続けている車中泊をする方やキャンパーに人気の方式がこちらです。
こちらを選ぶ理由はわかりますね!

エンジンをかけて使うのか、止めている間に使いたいのか、よくイメージしてみてください。
ちなみに、、、〇●の両方も可能です。
ただ、手間と部品が増えてしまいます。


6.どのくらいのクオリティで仕上げたいか


筆者としては正直ここが一番大事になってくるかなと思ってます。

やはり、穴あけ加工をするかしないかで仕上がりのクオリティが大きく変化します。
見た目を取るか、手軽さを取るか、使用用途をイメージしてもらいたいのです。

また、冒頭で穴を開けなくてもできる方法と書きましたが、 簡単に言えば天井や壁にくっつけるということです。
代表的な方法としては、マジックテープやマグネットを使用します。
最近流行っている「貼って剥がせる両面テープ」なんかも使えそうですね!

簡単にそれぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

天井埋め込みでダウンライトを取り付ける場合
ダウンライト穴あけ加工有り
穴あけ加工有り
  • 〇メリット〇
  • 仕上がりが美しい
  • 配線をきれいに隠せる
  • おしゃれな部屋感が出る

  • ●デメリット●
  • 加工の手間がかかる
  • 位置の調整ができない
  • コストが上がる
  • 車種によって取り付けられない場所がある


穴あけ加工せずダウンライトを取り付ける場合
穴あけ無し ダウンライト
穴あけ加工無し
  • 〇メリット〇
  • ダウンライトの取り外しが可能
  • 作業が比較的簡単
  • 天井加工しない為、リセール(買取価格)に影響しない
  • 車の外でも使えるようにできる

  • ●デメリット●
  • 埋め込みに比べ配線の露出が多くなる
  • 車との一体感が出にくい
  • 配線が邪魔になることがある


埋め込みにできるならそれに越したことはないですが、キャンプなどに使う場合はあえて穴あけにせず外で使えるようにするのもアリですね。


7.自分でDIY?お店に依頼?

DIY

自分でDIYにチャレンジするか、お店に依頼するか…

結論、「時間とコスト」です。

なんだか面倒臭そう…難しすぎる…時間がない…と思われた方はお店で付けてもらうのが一番いいと思います。
仕上がりも綺麗ですし、あなたに合った最適な提案があるかもしれません。

今回の記事を元に、ご自身の希望をある程度伝えることが可能だと思います。

今まで自分でDIYされている方は、ご自身のスキルに合わせてお好きな取付方法を選べばOKです。
天井の穴開けだけはくれぐれも慎重に作業して下さい!

参考までに、私が働いているお店で取り付けた場合の一例を記載しておきます。

トヨタ ハイエースの例
  • 2列目シート天井から後ろにダウンライト6個埋め込み
  • リモコン調光
  • 外部電源(ポータブル電源、モバイルバッテリー)仕様
  • 電源接続ケーブルを荷室後部に設置

上記条件で取り付けた場合の作業費用は、税別で4万円前後が目安になってきます。
部品代は別途必要です。
もちろん車種や作業内容によって金額は増減します。

これを高いと思うか安いと思うか個人差はあると思いますが、満足できる仕上がりになることは間違いないと思います。

取付けについてご相談がある方は、こちらの問い合わせよりご連絡くださいませ。


まとめ


今回押さえておきたいところをまとめると…
  • 取り付けたい場所、光の強さや明るさをイメージする
  • 調光器は付けられるなら付けた方が良い
  • 車から電源を取るか、外部から電源を取るのか
  • 穴あけ加工するか、穴あけ無しにするか
  • DIYにチャレンジするか、プロに依頼するか

特に、「穴あけするか、穴あけしないか」ここをどうしていくかがポイントですね。
ちなみに、天井加工はカッターナイフでできてしまう事がほとんどです。
穴あけ専用工具もありますけどね…。

加工については自己責任でお願いいたします!!


ということで今回は、車用ダウンライトの選び方【基本編】 というテーマでお話してみました。
ダウンライトの選び方の大枠はご理解いただけましたでしょうか?
これを機にDIYにチャレンジしたいという方は、今後取付けについての詳細もご案内していきたいと 考えております。

なにより、DIYできればスキルアップだけでなく、コストダウンにもなります!
是非チャレンジしてみてください!!

詳しい方からすると内容の薄い記事だったと思います。
しかし、私がこの記事を書こうと思ったのは、「車の車内を明るくする方法はルームランプの球を変えるだけではなく、もっと自由にスタイリッシュに車の照明をカスタムできる」という事を知っていただきたいと思ったからです。

今後も、今まで知らなかったという方にできるだけわかりやすい記事を書いていこうと思います。

この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。